店主からのご挨拶

長らくの会社勤めもそろそろ終わり。
残りの人生を好きなもの、好きなこと、好きな人たちと一緒に同じ時間と空間を過ごしたい。
そういう気持ちからギャラリーエクリチュールを始めることにしました。
したがって、基本的には私たちのお知り合いの方にご利用いただく空間として運営してまいります。
人見知りなので申し訳ありません。
ちなみに、「エクリチュール」というのは、哲学的概念だそうですけれども、むつかしくて説明できません。
僕はぼんやりと、表現としての芸術作品と創作への意志という意味で、「表現せざるを得ない爪痕」
みたいに感じて名付けました。語感がカッコいいからといえばそうですね。動機が不純でお詫びします。

茶道教室を併設しています。茶室は而今庵と名付けました。
こちらは而して今、すなわち「今を生きる」という意味を込めております。
銘酒の名前と一緒ですがそれが理由ではありません。堅苦しくないお教室を目指してまいります。
ご興味のある方は是非お声がけください。

ギャラリーでは定期的に「川瀬巴水」の新版画展示を予定しています。
川瀬巴水は昭和の広重とも呼ばれ、失われた日本の原風景を題材とした旅と郷愁の作家です。
こちらもぜひご覧ください。
なお、創作を始めて50年以上にもなりますがようやく詩集を出します。
これが最近の僕のトピックスです。

店主 前田英範 前田道枝
詩人 吉井ただき